電気を消してから覗く決まり
十条の斜面に建つ柊荘には、どの部屋にも床から三尺の高さに小さな穴がありました。覗くといつも真っ赤です。壁紙だと思っていたその赤の正体に気づく怖い話です。建物はも…
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大阪の小さな製本所で夜業をしていた十九の秋、誰もいない裁ち場から紙を揉む音が聞こえるようになりました。丸めた紙を放っておいてはいけないという親方の決まりごと。そ…
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