ロボット先進国と言えば、間違いなく日本だろう。医療、工業の分野では文句なしに突出している。
しかし、軍事方面のロボット技術は間違いなくアメリカが世界を一歩リードしている。
無人飛行機などは良い例だ。指令さえ与えれば、敵国上空に自分で判断し飛んで行く能力を備えている。
そのアメリカでは近年、人工知能に関する研究も盛んで、人のニューロンをモデルとした人工知能の開発を進めているらしい。
これはあくまで噂だが、2008年には実際にイラク戦線で、人工知能搭載の自走式ロボットに機銃を装備させ投入したらしい。
しかし戦果は散々で、なぜかアメリカ兵ばかりを攻撃してしまうという事から、すぐに廃止されてしまった。
あまりに多い誤射に、兵隊の間では「人工知能に捕らえた敵兵の脳の一部を組み込んだため、アメリカ兵を見るとすぐに発砲してしまう」という、皮肉めいたブラックジョークまで流れていたそうだ。