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ウォーリーを探せの怖い都市伝説

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世界中で愛されている絵本が「ウォーリーを探せ」である。

何百、へたしたら何千という群衆が描かれた絵本の中から、ウォーリーという一人の男を探す絵本である。

ウォーリーの特徴はリュックをしょっていて、赤いストライプのシャツを着たひょろっとした青年である。

実はこの青年の姿にはある秘密が隠されていた。

1987年に発売された「ウォーリーを探せ」時を同じくしてある事件の捜査が進められていた。

その事件はこども25人が何者かによってさらわれ、殺害されてしまった事件である。

その犯人はジムという男だったのだが、彼は精神に異常を来しており警察病院で検査を受けていた。

ジムは警察官の目を盗んで逃亡をした。

警察はジムを懸命に追ったが、結局取り逃がしてしまったという。

それ以降、ジムはたびたび目撃されるものの、警察がその場へ行くと必ず姿をくらまして捕まえられる事はなかった。

ジムは変装の達人であり、警察がくる気配があったら別人へと成り代わっていたのである。

事件を重く見た当局はある策を実行に写した。その策とは「ウォーリーを探せ」の発売とブームを仕掛ける事だった。

犯人の特徴である。リュックサックをしょった、つまり逃亡用の荷物を持っている、ひょろっとした体型の男。

そして、赤いストライプは精神異常者の囚人に着せられるユニフォームだったのだそうだ。

つまり、ウォーリーとは凶悪な事件の逃亡犯ジムの事であった。そして、ウォーリーという名前は25人のこどものうちの1人のこどもの名前なんだそうだ。

事件を風化させず、犯人逮捕に国民を使うという巧みな策がウォーリーを探せの世界的ブームの背景に隠れていた。

しかし、ジムはそれでも捕まらなかったらしい。今から数十年も前の話である。

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