俺、弓道やってるのね。その道場への行き道の途中を曲がると鳥居があるのよ。多分奥に神社があるんだろうけど見えてるのは鳥居だけ。で、鳥居の一直線上には暗いと何も見えないわけ。多分神社は一直線上にはないよ、右にそれる階段があったから。
ちょっと行ってみようと思って、今日の6時ぐらいに鳥居まで行ったの。もう最近はこの時間でも明るいから大丈夫だと思って。でもなんか暗いっていうか、軽く靄が鳥居周辺にかかってるんだ。曲がり角では全然かかってなかったのにな。
俺はなんか変だと思って、でもそういう体験とかしたことなかったから大丈夫だとおもったの。
じゃあ暗くならないうちにさっさといこうと思って、進もうとすると鳥居の奥がなんか光った。だれもいないよ?もちろん。靄がかかってるっていってもそのあたりぐらいは見えるよ。目はいいからね、間違いない。
なんとなく手招きされてる感じがした。それとあの背骨の神経をいじられてるような気持ちはよくはない感じがした。
2分ぐらい見てると光が少し変わってくるのがわかるんだ。説明しにくいけど、光が遠ざかっていくと大きくなったり、近づいてくると小さくなったり。多分前者だと思うけど、なぜか靄が強くなっていくんだ。普通こういうの弱くなるよね?
そろそろ帰るか行くか決めようと思ったら、突然、鳥居の奥の空気が変わった。
なんか左右からゾワッと空気が流れて色が変わっていくような感じ。そこで怖くなって帰っちゃったんだけどあれなんだったんだろ。行くが吉だったのか凶だったのか。とりあえず明日いってみる。
俺が体験した、本当の話。
この投稿に対するコメント
神道的に答えると、行かなくて良かったよ。
鳥居の奥は御神域だから悪霊とかは居ないが神様が居る。なので御神域での光とかは高確率で神様関係だ。
で、おおかたの神様は人の目に触れることを大変嫌がられる。そのため不用意に神様を見ると、かなりきつい罰が当たる。
今でも出雲とかの神様が通る道とかで、神様が通る時期になると、夜には一切の明かりを消し道を真っ暗に保って窓を堅く閉め、何があっても外を覗くなと言う風習が残っているが、それは神様を見てしまわないためにそうしているんだ。