古代イスラエルの王ソロモンは、悪魔を召喚して望みを叶えさせたと言われています。
彼が呼び出した悪魔は全部で72。その中の27番目の悪魔はロノウェという名で、心理操作の仕方や身振り・発声で聴衆を惹きつける能力を与えることができると言われています。
ロノウェと契約した人間は、その魂と引き換えに高い能力を手に入れることができ、カリスマ的存在として大成します。
ロノウェの序列番号である27番に因んでなのか、かの悪魔と契約した人間は27歳でその魂を悪魔に捧げ、命を落とします。
悪魔との契約で成功を手にして27歳でこの世を去った人間のうちで最も多いのがロックミュージシャンで、彼らのグループは「27クラブ」と呼ばれています。
「27クラブ」のメンバーには次のメンバーの名前が挙げられています。
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まずはブルースギタリストの「ロバート・ジョンソン」
ギターの革命を起こした伝説のミュージシャン「ジミ・ヘンドリックス」
伝説的なバンド「ローリング・ストーンズ」のギタリスト兼リーダーだった「ブライアン・ジョーンズ」
ロック界の伝説の歌姫「ジャニス・ジョプリン」
ロック界の詩人、「ドアーズ」のボーカリスト「ジム・モリソン」
90年代にグランジブームを巻き起こした「ニルヴァーナ」のボーカリスト兼ギターの「カート・コバーン」
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その他、ロック界やブルース界のアーティストだけでも40名以上、芸術その他のジャンルも含めると更に多くなります。
彼らの死因はそれぞれ異なっており、もちろん全員が自ら命を絶った訳ではありません。
生まれた年も異なる彼らに共通しているのは唯一、死亡年齢が27歳という事だけ。
これだけ多くのミュージシャンが27歳で亡くなっているというのは偶然ではなく、全員成功と引き換えに27番目の悪魔「ロノウェ」と契約したからではないかと言われています。