スーパーマリオブラザーズは、日本のみならず世界中で有名な任天堂社のゲームだ。
言わずもがな、任天堂の主要ブランドであり、任天堂の代名詞とも言えるものだ。
任天堂はそのブランドを守るために、海賊品や類似品に日夜目を光らせている。
その徹底ぶりを象徴するような、こんなエピソードが都市伝説として語り継がれている。
1993年にミッドナイト・ビデオという会社が『スーパー・ホニオ・ブラザーズ』『スーパー・ホニオ・ブラザーズ2』というポルノ映画を公開した。
タイトルからも分かる通り、スーパーマリオブラザーズのパロディポルノだ。
通常ならば裁判で公開を差し止め迫るところだか、裁判にかけては時間がかかり、またニュースなどで広まってしまうとブランドに傷が付く考えた任天堂は思い切った行動に出る。
なんとそのポルノ映画の権利を全て買い取ってしまったのだ。その金額は数千万ドルとも言われる。
任天堂の資産目録には唯一、それ二点だけがアダルトコンテンツにとして登録されている。
その後、2匹目のどじょう狙いの作品も幾つか出たが、莫大な賠償金で闇に葬られている。