小さい頃に縁日でカラーひよこを買ったことのある方も多いのではないだろうか。
カラーひよことは、用途のないオスのひよこに、赤・青・緑・ピンクなどカラフルな着色を施したもので、縁日で1羽500円程で売られていた。
ところが、最近では殆どその様子を見かけることは無くなってしまった。
縁日でひよこを見なくなった訳…。
それは、とある動物保護団体が、ひよこに無理矢理着色し販売するのは可哀想だと抗議したためだ。
ひよこは着色過程で熱風乾燥をするため早く死ぬ。小さいながらも、大切な命を縮めてしまうのは人間のエゴだというのがその団体の主張だった。
その動物保護団体のおかけで、日本でカラーひよこを見かけることは殆ど無くなったのだ。
では今現在、用途のないオスひよこはどうなっているのか。
実は用途のないオスひよこは、その殆どが生後間もなく処分されるようになってしまっているらしい。