大阪府の大学生Mさんが世界旅行中にネパールで行方不明になり、安否が気遣われているが、Mさんが八月中旬、自宅に「苦しい」などと泣きながら電話をかけていたことが大阪府警の調べで、29日わかった。
電話は一方的に切れ、最後の音信となった。
調べでは電話にはまず、Mさんの妹が出て、すぐに母Sさんに代わった。
Mさんが「ああ、苦しい。……悔しい……」などと泣きながら訴えたので、Sさんが「どうしたの」「どこにいるの」などと問いかけた。
しかし、ただ、泣きじゃくるばかりで、しばらくして電話が切れたという。