『おかあさんといっしょ』は50年以上続く子ども向けの教育番組だ。
歴史が長いだけに、都市伝説も数多く存在する。今回はその一つをご紹介しよう。
1993年より体操のお兄さんとして登場した佐藤弘道さん(以下、ひろみちおにいさん)。
本人があまり語ることはないが、時折印象深かった話として、このような話を披露することがあるそうだ。
いつものようにエンディングで、こどもたちと楽しく手を振っていたひろみちおにいさん。
しかし、その中に一人だけ体操座りでじっと動かない男の子がいる。
よくあることなのでその時は大して気にしていなかったひろみちおにいさんであったが、次の収録でもエンディングで同様に体操座りをして動かない男の子がいた。
『おかあさんといっしょ』のスタジオ収録は基本一発撮りなので、気にはなりながらも撮影終了。
収録後に声をかけようしたが、帰ってしまったのか見つけることは出来なかった。
そして、その次の収録。エンディングを迎えようとしているその時、再びその男の子が体操座りをしているのを発見した。
しかし、前回と同じ服装、同じ場所、そして当選確率が8%前後といわれる狭き門に3回連続で収録参加することは考えにくく、もしかして…と考えたが収録を中断するわけにもいかず、そのまま終了。
収録後はやはりいなくなっていたとのこと。
後日、その収録回が放送されたのだが、なぜ同じこどもが何度も参加できるのだという抗議と、「映ってはいけないこどもが映っている」という注意とで電話が殺到したらしい。
その後、その子が現れることはなくなり、正体は不明のまま。
あなたが見ていた『おかあさんといっしょ』にも、実は映ってはいけない何かが映っていたかもしれない。