皆さんは深夜、急に喉が渇いて水を飲みに2階から1階まで降りた事はありませんか?
もしかしたらマンションやアパート、平屋建ての方もいるかもしれませんが。
そんな時は霊に呼ばれているのだと、どこかで聞いた事があります。
ある日、私は急に喉が渇いて深夜に目が覚め2階から1階まで水を飲みに行ったのです。
階段を降りると、1階は電気を消しているので当然真っ暗です。
左側の奥に風呂場の脱衣所が見えるのですが、真っ暗なはずなのに何かが反射していたのです。
よく見てみると、そこには見知らぬ女が立っていたのです。
全身に鳥肌が走りました。
もう一度確かめると、やはり見知らぬ人が立っています。
というのも、2度目に見た時は男か女か区別は出来なかったのです。
ただ髪が長いという点のみで、男にも女にも思える風貌。
体が硬直し放心状態で見つめていると、突然こちらに目線を合わせ睨みつけてきました。
慌てて階段を駆け上がり、すぐに110番。
家中のカギを全て確認しましたが、施錠されたままでした。
あれ以来、夜中に1階に下りる事はなくなりました。
そして、2階にもトイレを作り、冷蔵庫も置くようになりました。